主婦は気楽でいいね、に反論

主婦は気楽でいいね、に反論

気楽でいいね、と言われ続けて20年が経ちます。

 

わたしの何が気楽かというと、「専業主婦」だから、ということらしいですが、わたしはそう言われることが大嫌いです。なぜなら、主婦は気楽ではないからです。

 

 

 

我が家は下の子供が3歳のときから10年間、主人が単身赴任でした。ですから育児に関して主人に助けてもらったことはありません。子供の急病や、部活の遠征の送り迎え、さらには、どんなにわたしの体調が悪くても、どんなに忙しくても、全てひとりで二人の子供の面倒を見てきました。これを気楽だと言われると正直ムカつきます。

 

 

 

子供が学校へ上がると、必ず押し付けられるのがPTA役員です。専業主婦だから、というだけの理由で、「どうせヒマでしょ」とでも言わんばかりに押し付けられます。わたしに言わせれば、たかがパートで何を偉そうに、と思ってしまいます。

 

 

 

主人の単身赴任が終わり、主人が戻って来ました。ですが主人の毎日の帰宅は午前零時過ぎです。それから食事をし、入浴をし、わたしが寝られるのは午前1時半から2時頃になります。そして子供たちが部活動をしているため、わたしは毎朝午前4時半に起きます。つまり、わたしの毎日の睡眠時間は3時間ほどです。

 

主人が帰宅する前に寝ちゃったら? と言ってくれる人もいますが、わたしの仕事は主婦なので、そこはきちんと全うしたいのです。

 

昼間は子供たちの送り迎えや、学校の仕事、町内の仕事、そして手抜きしたくない、という思いの家事に追われ、昼寝する時間なんて到底ありません。

 

 

 

なのに、それを「気楽」と言われるのは本当に不愉快です。


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